ｖｏｌ．４〜６を紹介しております。 　　　　●目次はコチラへ

４．平和の祈り　（聖フランシスコ）

「平和の祈り　（聖フランシスコ）」 　　　絶望のある所に 　　　希望を届けたい 　　　悲しみのある所に 　　　喜びを運びたい 　　　慰められるよりも 　　　慰めることを 　　　理解されるよりも 　　　理解することを 　　　愛されることよりも 　　　愛することを 　　　与えることは 　　　与えられること 　　　許すことによって 　　　私たちは許され 　　　死ぬことによって 　　　永遠の命を得るのです 　　*********************************************************** 　　　映画「マザー・テレサ」（２００３年製作）の最後に、 　　　やさしいナレーションで流れてきたのがこの言葉でした。 　　　強い信念のもと、何者をも怖れず人々へ深い愛を与え、 　　　どんな困難にも負けず、勇気を持って行動していくマザー・テレサ。 　　　その姿から、 　　　「人を深く信頼すること、人を深く愛すること、シンプルに生きること」の 　　　かけがえのなさをたくさん教えられました。 　　　「あたたかいほほ笑み…。 　　　　妻に夫に子どもに、そしてすべての人にほほ笑みかけなさい。 　　　　ほほ笑みは心に愛を育てます。」 　　 　マザー・テレサのお言葉です。 　　　心に深くきざんでいきたいと思います。 　　　目次へ

５．子どもは大人の鏡　（ドロシー・Ｌ・ノルテ）

「子どもは大人の鏡」　ドロシー・Ｌ・ノルテ 　　　子どもは、批判されて育つと、 　　　人を責めることを学ぶ。 　　　子どもは、憎しみの中で育つと、 　　　人と争うことを学ぶ。 　　　子どもは、恐怖の中で育つと、 　　　オドオドした小心者になる。 　　　子どもは、憐れみを受けて育つと、 　　　自分を可哀想だと思うようになる。 　　　子どもは、馬鹿にされて育つと、 　　　自分を表現できなくなる。 　　　子どもは、嫉妬の中で育つと、 　　　人をねたむようになる。 　　　子どもは、ひけめを感じながら育つと、 　　　罪悪感を持つようになる。 　　　子どもは、辛抱強さを見て育つと、 　　　耐えることを学ぶ。 　　　子どもは、正直さと公平さを見て育つと、 　　　真実と正義を学ぶ。 　　　子どもは、励まされて育つと、 　　　自信をもつようになる。 　　　子どもは、ほめられ育つと、 　　　人に感謝するようになる。 　　　子どもは、存在を認められて育つと、 　　　自分が好きになる。 　　　子どもは、努力を認められて育つと、 　　　目標を持つようになる。 　　　子どもは、皆で分けあうのを見て育つと、 　　　人に分け与えるようになる。 　　　子どもは、静かな落ち着きの中で育つと、 　　　平和な心を持つようになる。 　　　子どもは、安心感を与えられて育つと、 　　　自分や人を信じるようになる。 　　　子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと、 　　　生きることは楽しいことだと知る。 　　　子どもは、まわりから受け入れられて育つと、 　　　世界中が愛であふれていることを知る。　 　　　あなたの子どもたちはどんな環境で育っていますか？ 　　*********************************************************** 　　　この言葉は、私のバイブルです。 　　　「子ども」を「人」もしくは「私」に置き換えることで、 　　　自分自身や行動への振り返りや気づきを深めることができます。 　　　いつもどんなときも、人に対する温かな愛情で 　　　胸をいっぱいにしていたいです。 　　　目次へ

６．ゆるすということ　（ジェラルド・Ｇ．ジャンポルスキー）

「ゆるすということ」 　　　ゆるすことは、幸せになるための処方箋 　　　ゆるさないことは、苦しむための処方箋 　　　苦しみの原因が何であれ 　　　苦しみにはすべて「ゆるさない」という種が宿っていないだろうか 　　　復讐の念を燃やしつづけ 　　　愛や共感を出し惜しみすれば 　　　健康を害し、免疫が低下することはまちがいない 　　　当然だと思われるような怒りでも 　　　こだわりつづけていれば神の安らぎを味わえなくなる 　　　ゆるしとは 　　　その行為をよしとすることではない 　　　残虐な行動を見逃すことではない 　　　ゆるしとは 　　　怖れに満ちた過去にこだわりつづけるのをやめること 　　　ゆるしとは 　　　古傷を引っかいて血を流し続けるのをやめること 　　　ゆるしとは 　　　過去の影に惑わされることなく、いまこの瞬間に 　　　百パーセント生き、百パーセント愛すること 　　　ゆるしとは 　　　怒りからの解放であり、攻撃的な思いにさよならすること 　　　ゆるしとは 　　　誰に対しても愛を拒まないこと 　　　ゆるしとは 　　　許さないという思いから生じた心の空洞を癒すこと 　　　ゆるしとは 　　　過去に何をした人でもすべての人の中に神の光を見ること 　　　ゆるしとは 　　　相手のためだけではなく、自分自身のためであり 　　　自分が犯したまちがいのためであり 　　　くすぶりつづけている罪悪感と自分を恥じる気持ちのためである 　　　最も深い意味でのゆるしとは 　　　愛に満ちた神から自らを切り離してしまった自分をゆるすこと 　　　ゆるしとは 　　　神をゆるすことであり、神は自分を見捨てたという 　　　おそらくは間違っている考えをゆるすこと 　　　今この瞬間にゆるすということは 　　　もう先延ばしにせずに、ただゆるすこと 　　　許しは心の扉を開け、 　　　感情をスピリットと一体にし 　　　すべての人と一体にし、 　　　すべての人を神と一体にする 　　　ゆるすのに 　　　早すぎることはない 　　　遅すぎることもない 　　　ゆるすにはどれだけの時間が必要だろうか？ 　　　それはあなたの価値観しだい 　　　絶対に無理だと信じるなら 　　　絶対に起こらない 　　　半年かかると信じるなら 　　　半年かかる 　　　一秒ですむと信じるなら 　　　一秒ですむ 　　　私は心から信じている 　 　　　一人ひとりが 　　　自分も含めてすべての人を完全にゆるせるようになったとき 　　　世界は本当に平和になるということを 　　*********************************************************** 　　　他人をゆるせないとき、 　　　それは今まで目を背けてきた、 　　　あなた自身を見ているときかもしれない。 　　　心安らかに生きる。 　　　ただそれだけを目標にしてもいい 　　　あなたを幸せにするのは、あなた。 　　　幸せな結婚は、まずゆるしあうことから。 　　　ゆるさないと決めれば、苦しみを味わうだけ。 　　　裁くのをやめる。ただそれだけで、幸せになれる。 　　　ゆるしは癒しの特効薬。 　　　ゆるしとは、後悔をすべて手放すこと。 　　　ゆるさないと考え、怒りや憎しみにしがみついているとき、 　　　人は自分がとらわれの身であることに気づけない。 　　　愛とゆるしは奇跡をもたらす。 　　　他人をゆるすことは、自分をゆるす第一歩。 　　　ゆるすと免疫力が高まる。 　　　ゆるせば、辛い過去から自由になる。 　　　犠牲者としてふるまうのをやめれば、簡単にゆるせる。 　　　ゆるせば、思うぞんぶん愛することができる。 　　　ゆるすとは、一度や二度ではなくゆるしつづけること。 　　　ゆるしは、過去の傷を消す消しゴム。 　　　心の安らぎだけを目標にしよう、他人を変えたり罰したりせずに。 　　　ゆるせば、人生の重荷がうんと軽くなる。 　　　ゆるしには、早すぎることも遅すぎることもない。 　　*********************************************************** 　　　「ゆるすということ」著者：ジェラルド・Ｇ．ジャンポルスキー／ 　　　　　　　　　　　　　　　出版社：サンマーク出版 　　　からの抜粋です。 　　　もしも、人生がうまく行かなくて、 　　　誰かを責めたり、自分を責めたり、状況のせいにしたくなったときには、 　　　上記の言葉たちを読んでみてくださいませね。 　　　「ゆるす」ことは、人生に心の安らぎを与えてくれるだけではなく、 　　　奇跡や自由、希望、幸せをもたらしてくれることと思います。 　　　目次へ ／ 次ページへ